船舶管理事業共栄マリンの特徴と実績

私たちは、オフショア船において様々なプロジェクトに対応してきました。ソフトとハード両面への対応力を持っていることが特徴です。


実績あるプロジェクトの数々

01

海底掘削調査

メタンハイドレートなど海底資源の調査のため、ドリルを用いて海底掘削調査を行います。

掘削ポイントに到着後、DPSで船体を定点保持します。
※ロボット・ドリル操作:専門チームが乗船し行います。
パイプドリルを連結し掘削します。ドリルは325mまで繋げることが可能です。
表層型メタンハイドレートの浅層掘削(コア採取)調査(2015年)
デッキ中央のパイプドリル

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02

戦艦大和調査

2016年5月水中ロボット(ROV)を用い、戦艦大和の撮影調査を実施しました。

水中ロボット(ROV)を投入します。船員は、投入作業を補助します。
※ロボット・ドリル操作:専門チームが乗船し行います。

水中ロボット(ROV)で撮影します。航海士はケーブルが切れないようにDPSを使用し、操船をします。
撮影終了後、水中ロボット(ROV)を回収します。船員は、回収作業を補助します。
撮影イメージ図

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03

ROV海底調査

水中ロボット(ROV)を用い、海底における各種撮影調査・作業を行います。

調査海域に到着したら、水中ロボット(ROV)を投入します。船員は投入作業を補助します。
※ロボット操作:専門チームが乗船し行います。
水中ロボット(ROV)オペレーターが船上から遠隔操作で深海の撮影・作業を行います。
作業が終了したら、水中ロボット(ROV)を回収します。船員は回収作業を補助します。
水中ロボット(ROV)

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04

沈没物引揚

沈没した物体を、水中ロボット(ROV)を用いて作業し引き揚げます。

1隻はワイヤーを投入し、もう1隻は水中ロボット(ROV)を投入し、ワイヤーを沈没物に固定します。
※ロボット操作:専門チームが乗船し行います。
水中ロボット(ROV)で吊り上げ用ワイヤーをセットします。
水中ロボット(ROV)で監視しながら、沈没物引揚を行います。
種子島・H2ロケット部品引揚の様子

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05

AUV地形調査

水中ドローン(AUV)を用いて海底地形調査を行います。

調査海域に水中ドローン(AUV)を投入します。船員は投入作業を補助します。
※ロボット操作:専門チームが乗船し行います。
水中ドローン(AUV)が自力で地形データを収集したあと、これを回収します。船員は回収作業を補助します。
水中ドローン(AUV)による海底地形データ(イメージ)

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06

サルベージ

故障・座礁した船舶を、指定の港まで曳航します。

サルベージ要請連絡を受けたら直ちに準備をはじめ現場に向け出港します。
現地到着後、甲板・機関全員で作業します。相手船に乗り移り、曳航索を取り付けます。
小型艇に乗る船員
船舶を目的地まで曳航します。
大型船舶を曳航することもあります。
荒れた海域での作業もあります。

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07

浮漁礁回収

海の中層に設置した浮体式人工漁礁を、水中ロボット(ROV)を用いて回収します。

水中ロボット(ROV)を投入し、浮漁礁の係留索をカッターで切断して揚収します。
※ロボット操作:専門チームが乗船し行います。
ウインチを使用して係留索を巻き上げます。
浮漁礁

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08

洋上へ物資補給

洋上の船舶やリグ等へ、物資・資材の補給・回収を行います。

補給する資材(コンテナ・パイプ・セメントなど)を積み込みます。
洋上での船舶・石油プラットフォーム等にDPSを使用して接近し、安全に資材を届けます。
回収資材を受け取った場合は、これを岸壁まで運搬します。
実際の様子

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ソフト・ハード両面への対応力

私たちは、様々なプロジェクトに対応してきました。その中で、手順書等のソフト面、機器等のハード面いずれにも対応できることが当社の特徴です。

– 私たちにできること –

  • 自動船位保持システム(Dynamic Positioning System: DPS)手順書作成および機器の運用
  • 曳航手順書作成および曳航ウインチ、トウピン、シャークジョーの運用
  • STS(Ship to ship)手順書の作成
  • 掘削時の対応手順書(WOSG)の作成
  • アジマススラスターの運用
  • ヒーブコンペンセイション機能付きクレーンの運用
  • トートワイヤーシステムの運用
  • オペレーター搭載機器と船舶設備との管理調整
  • 多人数乗船に対するランドリーサービス供食 等

外部からの検船対応

外国からの傭船プロジェクトにおいて、オフショア船の検船に対応してきました。基準や考え方が日本と異なりますので、そのことを踏まえて対応します。

– 私たちの対応実績 –

  • IMCAのCDMA
  • OCIMFのOVID
  • その他オイルメジャーの検船
  • 欧州のコントラクター独自の基準による検船 等