船員インタビュー

甲板部
船長

いろんな仕事が出来たことですよね。海底の様子を直で見たり、普段行けないような所に行ったり。

Profile

1989年 中途入社、外航からの転職

年齢と職務は?

63歳、船長です。

転職のきっかけを教えてください。

外航船に乗ってて、日本人がいらなくなったのがきっかけですね。PCC、LPG、バルカー、タンカー。コンテナだけ(経験が)ないです。

転職の際に不安だった要素はありましたか?

全然知らないことなので、特に曳航作業なんて。危険を伴う作業ですしね。ナギだったらいいけど。

不安だった点はどのようなステップでクリアしましたか?

新竜丸にずっと乗ってた時に、船長や周りから結構教わりました。(教えてくれた人たちとは)バージを引っ張ったりしましたね。やり方を見てて、盗み見して周りが教えてくれましたので、だいぶ知識を得たというのはありますね。

何万トン級の船舶から499、699ぐらいの船で大丈夫かなという不安はなかったですか?

そういうのはあまり感じなかったですね。

印象的だった仕事はありましたか?

最初の頃のサルベージです。1万トンのエンジントラブル船の曳航船で。潮があるでしょ。変針しようにも変針できないからどうなるかな、怖いなと思いました。

他に印象深い仕事はありますか?

まあ印象に残っているのは曳航の作業ですね。他は外国人と一緒の仕事。印象に残った事は全部苦労したことですね。いろんな仕事が出来て、変化があっていいとは思いますけど。でも、面白いですよね。いろんな人が乗ってくるし外国の人も乗ってくるし。最初の頃新世丸(のROV作業)に乗って、あれ非常に興味がありましたね。仕事があれば、新規に来る人も興味が持てるんじゃないですかね。海底の様子を見てるのは面白い。熱水鉱床で地面が盛り上がっているものとかね。

すごいなと思ったのが、ROVオペレーターが熱水鉱床の穴にマニピュレーターで温度計を入れるところ。最初の頃はびっくりしました。300度ぐらいあった。いろんな生物もいるでしょう。楽しいですね。生物や石も採取出来たり。そういう意味でインパクトがあるのはROVですね。しかし、印象深いのは曳航なんですよね。

他に、思い出深いエピソード等を教えてください。

普段なかなか行けないとある島に行ったことですね。曳航で。

そうすると、いろんな場所に行ける、普段行けないような所に行けるのも魅力なんですかね

普通の商船に乗ってては行けないような所に行けましたからね。島めぐりした感じがあるね。以前は海外もありましたもんね。

船内の食事はどうですか?

司厨長の個人差ですね。同じ食糧金で食事の質が違いますね。最近… 最近みんないいんじゃないの?

最低ラインがお客さんに提供できるラインに大体近づいてきたのかなと思うんですが。偏りがあってはいけないなと。

最近はあまり感じないですね。本船の司厨長は初めてですが、悪くはないんじゃないですかね。この前の司厨長も、結構いいのだしますよ。

パソコンはどのようなスキルが必要とされますか?航海士のレベルだとエクセル・インベントリー(在庫管理)ですよね。

Wordはあまり使わないなあ。

そんなに難しい事ないですよね。PC起動して、エクセル起動して、数字を入力できれば。エンジンですとエクセル管理が必要ですけど、デッキはあまりエクセル管理しないですよね。数値入力出来て、インベントリーの書き換えが出来れば。

今は航海士が若くなったので、みんなできますよ。

休憩時間はなにをして過ごしていますか?

休憩時間はエクササイズしています。今は膝を痛めているので、ウォーキングで7・8キロ。1時間6キロ歩く(笑)

停泊中はお酒を飲むことがありますか?

今禁酒しています。

お酒を飲む場合強制される事がありますか?

うちの会社には強制するような人いないと思いますよ。

下船中の休暇は何をしていますか?

農夫になりました(笑)。もともと女房の実家で、今耕し中です。

転職してよかったですか?

よかったですよ。まぁいろんな仕事が出来たことですよね。海底の様子を直に見たり、普段行けないような所に行ったり、外国人と仕事をしたり。外国人とは通訳の方もついてたし、特に困ったことはなかったですよ。紳士的でしたし。

船長の下の世代も殆ど船長職になりましたね。

世代替わりしていいと思います。40代の彼らがね。入って結構年数経ちますし。そういう意味では嬉しいですね。前からいる人たちが船長するっていうのが嬉しいです。

共栄マリンが、もっとアピールして欲しいところを教えてください。

新造船が出来て、新エネルギーを開発(調査)するという事は興味がありそうな事じゃないでしょうかね。これから有望な世界ですし、それに携われるのは楽しいと思います。